覚書やら年表やら懸念材料やら。 _________________________ _________________________ ■マシーナ・クロニクルのルール @概念的な神様・悪魔はいません。  それに付随して、概念的な天国・地獄も存在しません。(霊界も同じく存在しない)  死んだらこの世から跡形も無く消えます。基本的に。(例外については文末の方に書いてあります)  逆を言うなら、概念的ではない(=実体がある)神様や悪魔なら、存在してても構いません。  なお、MC世界においては、『絶対強者』としての概念を負っているのは竜(=龍)です。 A魔法・気功・超能力、なんでもカモン  全ては世界の基本単位である秘石(=マナみたいなモンです)がキーとなって発生する、『想力(そうりき)』のバリエーションです。  おおよそなんでも起こせます。  起こせないのは、以下の3つです。 ・時間制御 ・空間制御(次元操作) ・事象制御(ハヤトロ)  これら3つは『その力を持つ神様級の存在』の助力ナシでは使用できません。  ただし、後の世に英雄と呼ばれるような者にこれらの力を使わせたいのであれば、武器なり道具なりの力を借りてー、というカンジでならOKOK。 B人間以外の種族も、まぁフツーに存在できます。  エルフだろうが有翼人種だろうがOKです。  特殊能力も全て想力が何とかしてくれます。 Cモンスターもいます。  これは、人類の最大敵対存在である『竜』が、周辺の生態系を凶悪に狂わせるという能力を持つためです。  ですので、元の動物のデザインから大きく逸脱した魔獣も存在します。  そして、それらの魔獣の中には、独自の生態系を獲得しているものもいます。  また、地球に元々いた動物もいますが、多くはある程度の変異をしていると思われます。 D舞台は地球です。  遥かな未来、大陸の形も、惑星の配列も変わってしまった世界なので、誰もその情報を持ってませんが。  重力の強さ、星の大きさなどは地球準拠。  生態系は滅茶苦茶ですが。 E文化は何でもアリです。  和風・洋風・中華風、何でもカモン。  設定すればそれが正解になります。  SFチックなものについても、差し挟むことが可能な時代もありますので、テキトーに整合性取ればいいんじゃないでしょーか。  ルールなんてこれくらい?  基本ユルーい世界観なので、『こうなんだ!』とこじつけられれば、ほとんど許容されるんじゃないでしょーか。 _________________________ _________________________  年表ってみた? Ver.080601 HC300〜の流れをメモ。 何か思いついたら、上記のルールの元に自由に足すがよろしい。 基本的に何でもアリのゆるーい世界観ということでヒトツ。 _________________________ _________________________ ●AD1700年頃:???  本間半蔵衛門(通称・御下劣斎)が、『本間機巧図彙』を上梓。  これに前後して、彼の元に異国の客人が出入りしていたという噂がある。(=サリィ) ↓ ●AD2000年頃:  後のアーティファクト・イデア(マシン・アーキタイプ)、愛依の誕生。 ■オゲレツ大百科  舜と樹里誕生。 ↓ ●AD2010年頃:  始原AI三種の一、九音誕生。  本間宗一郎との賭けに乗り、眠りにつく。  AIの芽が九音と宗一郎の手により、中学生だった雅也のプログラム、『Tierra』へと仕込まれる。 ↓ ●AD2020年頃: ■機械仕掛けのイヴ  始原AIの二種、ティエラと九音が出逢う。  また、始原三種、ファムが誕生。  情報生命体の萌芽。  イリアは情報生命体としての一切は残さず、人間として生きることに。 ↓ ●AD2025年頃:  最初のILが誕生。ネットワーク上に拡散。 ↓ ●AD2030年頃:  ファムの消息が途絶える。(表向きの『オーバーロード』としての消息)  人間となる前に、自身に等しいILを分離、ネットワーク上に拡散させる。  2つの秘石、ティエラの手に渡る。 ↓ ●AD2050年頃:  この時、ネットワーク上でILの活動が散見されるようになる。  F支族、T支族、K支族が確認。始祖三支族。  なお、K支族は厳密には族ではなく、個体一つ(九音)を差す。  最多数はF支族。 ↓ ●AD2100年頃:  ILの存在が公に。  彼らの力を借りて、人類の躍進が始まる。  ここから天使戦線までの時代を、『最後の黄金時代』とする者もいる。 ↓ ●AD2800年代初頭??:天使戦役前期(戦役開始から15年前)  人口増加により、木星圏まで移民が開始されて数百年。  人類の人口は200億人ほど?(地球に120、宇宙に80? 地球には最大で130億人くらいしか住めないらしいし)になっていた。 ※楽観視するなら、人類が等しく知恵がついて150億くらいで止まっててくれればいいんだけど。  超早期警戒網、天使体の接近を確認。  観測隊編成されるも、沈黙。  天使体を敵性生命体として断定、月とイオの要塞化開始。  開発〜建造〜運用には、最初期からAI始原種の協力があった。(九音・ティエラ・ファムのうち前2種が協力、最終的には3種全員が協力した。愛依は番外だが、秘密裏に協力しているハズ) (※月はAD2050年代から人類の資源供給基地としての開発が始まっている。  2400頃には資源を取り尽くし、宇宙基地としてのみの機能になっていた。)  これは超国家規模の秘密事業として行われ、全てAIと自動機械によって進行した。これは人間を介在させるよりも効率が良いため。  土星圏を第一次防衛線とする。 ↓ ●AD2820?:天使戦役勃発。  土星圏第一次防衛線崩壊。(レディン部隊壊滅)  木星圏第二次防衛線による敵の足止め成功。  だが実際には、土星以遠の惑星を取り込むために敵遊星が停止しただけ。  コズエ、天使体幼生を持って地球圏へ亡命。  ベナレス事変起こる。  堕天体育成計画の開始。 ↓ ●AD2825?:天使戦役後期・Operation Paradise Lost ■天使戦線  軍備増強及び堕天体の運用開始。  運命の三天使(ラグエル・レリエル・ティアイエル)ロールアウト。  木星圏第二次絶対防衛線突破さる。デア・エクス・マシーナ、火星圏まで後退。  火星圏絶対防衛線上で死闘。  天使砲弾、火星圏に着弾。甚大な被害を出す。  天使砲弾、地球へ飛来するも、デウス・エクス・マシーナの存在確立変異防壁によって水星へ着弾。 ↓ ●AD2826?:天使戦役終結  人類の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ。  最終戦闘にて、天使砲弾が地球へ着弾。地球壊滅。  人類生存可能な惑星、太陽系から消失。  遊星ヤハウェ、完全沈黙。マインドコントロールから解かれた天使体、ほぼ自殺。一部のみ投降。  運命の三天使、戦闘終了。  人類は多大な犠牲を払いながらも――生存した。 ↓ ●AD2850頃?? 大休眠開始+星船(ほしぶね)出航  『天使戦役』から20年後。  生き残った人類&機械知性たちは総力を結集して外宇宙への移民船団を完成させた。  天使艦と秘石技術の融合による、超高速建造。これは地球圏には技術として残さない。(一部がビヴロストや地球再生システムに転用)  未完成状態で出発し、作りながら旅をする。  一部の有機物生成&船団防衛のために、生き残りの堕天体&天使体もほとんど随行する。(運命の三天使も含める)  人間は全員休眠させ、機械知性と堕天体だけで運用。  これは寿命の問題と食料的な問題から。  なお、近場で移民可能そうな星は全て天使体の攻撃でダメになっている。  旗艦はデア・エクス・マシーナ(九音がコア)。  極一部はデウス・エクス・マシーナ(ティエラがコア)上に作られた都市『ザナドゥ』に住居を求めた。  なお、天使戦役が終了した時の人口は50億ほど。150億も死んだのか。  月に残ったのは5億程度。中世の頃と同等。  移動できない理由のある者が多かった。妊婦の冷凍睡眠技術は不完全だった?  以降、AD世紀は終結し、HC(Human Century)となる。 ↓ ●HC100くらいまで:安定期・大休眠前期  月では移民が一応平和な暮らしを続けていた。ただし、噴出はしていないが紛争の種が生まれ始める。  地球環境の回復を待とうという保守派と、現在の科学力なら地球でも暮らせるという回帰派が生まれつつあった。  これは、月が徹底的な統制社会となっていたため。  人口を増やす余裕がなかった?  地球では大規模な地殻再生と大気再生が行われており、生命体は微生物以外は暮らせない状態。  大地龍・ベヒモスが土を食らって大地を再生。  大気龍・ジズが空気を食らって大気を再生。  大海龍・レヴィアタンが水を食らって海を再生。  これら三龍は通常のドラゴン(竜)ではなく、複数の竜が群体として行動するときのカテゴライズ。  環境を回復させた竜の一部が、秘石と不純物が交じり合った塊となって空中に浮かんでいる。  それは新たな竜をいずれ生む。竜の転生。  また、この頃は竜の転生速度が速く(環境を凄まじい勢いで再生していたため)、竜骸(=竜の休眠状態)も大量に存在している。 ↓ ●HC150頃:大破壊の時代・大休眠後期  月移民から150年、月で大破壊発生。  人間生活を支えていた無人機械が、テロリストが仕掛けた自己進化型ウィルスの劇症化により暴走。  これは事故であり、仕掛けた側も例外なく死亡した。  社会基盤は徹底的なダメージを受け、全人口の90%以上が死亡した。  第一次暴走での機械によって殺傷されたものが30%、残りの30%は暴徒と化した同朋により、残りの30%がその後3ヶ月以内に死亡した。  生き残った10%のうち3%ほどが地球へ脱出。  7%が限定再起動したデウス・エクス・マシーナシステムの手により隔離保護。  地殻を切り取り、防衛システムに保護された大陸内に移住させる。生き残りは3000万人程度。  これは紀元前2000年水準の人口。  以後、限定的に再起動したティエラは機械との戦争を開始。数十年をかけて終結させ、再び休眠する。  この間、地球環境擬似生成システムに穴が生じたため、様々な問題が起こって更に人口が減少、文明も徹底的に破壊された。  なお、大海壁の外で生き残った人類は、たった一人。  彼がイヴ2の主人公となる。 ↓ ●HC150頃:帰還の時代  月の内ゲバから逃れてきた一部の民が地球へ。  この際、竜の襲撃を受け(彼らは高度文明を持ち込ませないためのセーフガードでもあった?)、地上に墜落したもの多数、極一部が上空の竜骸の上に漂着した。  このため、科学文明のほとんどを失う。(逃げてきた人間の多くは一般人で、技術者が少なかったせいもある)  また、秘石式の自律動人形は、大気内に散布された極小秘石のハッキングを受け機能を停止した。  これにより、機械があれば何とかなるよね、という企みも脆くも崩れ去る。  更に、秘石式から進化した元AIの血筋の者が、極小秘石の影響で形質変化を起こす。  亜人類の誕生。 ↓ ●〜HC300くらいまで:空中大陸の時代  宙に浮かぶ竜骸に漂着して、持ってきたものを使って住み始める。  休眠状態の竜骸から分離した対人インターフェイスの一部が、人間と交流。  人と共存する竜が発生。これは、後の竜殻都市まで受け継がれ、ごく一部の竜が形質変換によって自分の複製体を形成、人類との混血も成された。(望月の祖先?)  また、同時期に人類に裏切られた一部の竜が絶望と殺意によって発狂、狂竜となる。これは超感覚共有ライブラリを汚染。自己進化により耐性を獲得していた一部の竜を除き、ほとんどの竜が人類に敵対することとなる。 ■紺碧のレジェンディア  竜骸の少女と共に空を駆ける空賊が辿る数奇な運命とは――。  狂竜事変(狂った竜が人類社会を破壊するために空中大陸に押し寄せた)の発生、収束。  抗体プログラムとして沙輝理がライブラリに溶ける。(これを行ったのはミッドガルド? 時空間制御が沙輝理にバックフローした?)  これにより、竜は『人類と敵対するが、積極的に滅ぼす意思は持たない』という習性が加味される。  秘石全体への『忘却』属性も、この時に仕込まれた? (一部の秘石に忘却属性がないのは、この時代で何らかのシールドをされたか、これ以降に竜の体内で生成されたものだから??)  またいつか――逢えるよ。  暗雲が奇跡的に晴れる。地上の再発見。  いつかあの大地が、俺たちの子孫が住む場所になるんだ――。 (※以降、元型沙輝理の断片的な存在が歴史上に散見される。多くは、竜に対する対抗存在として現れる) ↓ ●HC300以降:墜落の時代  空に浮かんでいた竜骸が徐々に地上に落下して、多くの大陸が失われ、様々な技術も失われた。 (これで古代文明のほとんどが消失。地上に落下してなお原形を留めた物が奇跡的に少数残る) ■崩天のリーンライラ ↓ ●HC500年代:再生の時代  地上やや落ち着く。人々を乗せたままの竜骸、地上にゆっくりと落着。  新たな生活を営むが、地上は危険が多く、細々と暮らす。文明は破壊され、中世初期の生活に落ち込む。  秘石を取り込んだことによる『想力』の発現。  なお、まだ浮遊能力を維持した『竜殻(りゅうかく)都市』は、人類が唯一生存可能な都市だった。 ■鋼殻のヴァナリス ↓ ●HC550:封絶の時代 ■封絶のヴァンガナック  竜殻都市を襲う謎の軍団。彼らの目的とは。  竜殻都市のコアを用いた封滅武具、想神器作成。八基が完成し、それぞれの勇者の手に渡る。  各地にて封絶の勇者による大竜封印決行。  地上環境の劇的な安定が為される。  しかしまだ回復が完全ではないため、汚染が噴出。大竜封印個所は次元断層に隔離される。 (誰が隔離したかは不明。ただ、勇者のほとんどが封印の彼方に消えた)  だが、竜骸の力を失った竜殻都市は少しずつ崩壊。多少安定を見せ始めた環境の元、人類は外で暮らし始める。  竜骸技術喪失。人類は再び有史以前の生活へ逆戻りする。 ↓ ●HC600〜:想力の時代  想力世界完成。ゆっくりと文明が発達する。  汚染世界に暮らすうちに、対抗手段として想力が発現し始める。 (この世界に住むあらゆるものは、汚染に対抗するために秘石を体内に取り込み、生命維持に使っている。  その力の一部が別のものとして発現しているのが想力らしい)  この後、各竜殻都市から人々が拡散、世界に広がっていく。  ゆっくりと文明回復。 ↓ ●HC1000頃  イシュタリア大陸を始め、各所で歴史の編纂始まる。  後世、歴史書や伝承でさかのぼれるのはここら辺まで。 ↓ ●HC1400頃  第四大竜封印決壊。 ■央華絶神  大竜、初の討滅。(これは武国だから可能だった) ↓ ●HC1600頃  第弐白輝竜降誕。主と出会う。 ↓ ●HC1610頃: ■虹壁のイシュタリア  第壱大竜封印決壊。イシュタリア隔離。  イシュタリア大陸、地獄に陥る。  柚咲白の再起動。大竜再封印。  第弐白輝竜死亡。イシュタル教成立。 ↓ ●HC1950頃  第参白輝竜誕生。主を見つけられず流浪する。 ↓ ●HC2015頃  風愛が朝廷設立。龍国の隔離開始。 ↓ ●HC2150頃  第参白輝竜、主(ディー)に出逢う。 ■イシュタリア戦記開始 ■蒼空のノスタルジアU ↓ ●HC2160頃 ■イシュタリア戦記終結  第壱大竜の怨念封滅。  ドラゴンレイスの発生。 ↓ ●HC2500頃 ■蒼空のノスタルジア  第六大竜封印を開封しようとした亜神、討伐される。 ↓ ●HC3037: ■亡国のシェフィールド  第参大竜封印決壊。シェフィールド皇国滅亡。  同年、第参大竜討滅。 ↓ ●HC3050: ■天ツ風 ↓ ●HC3070: ■天ツ風弐 〜天成る鍵、地鳴る門〜  第八大竜封印決壊。天帝の消失。  異形のものが地上に溢れ出し、大混乱に。  異族と人間の戦争になりかけるが、朝廷が間に立ち、混乱は収束。大竜の怨念を封滅。天帝が復帰するも、ほどなく崩御。  朝廷解体、龍国の鎖国が解除、同時に外国からの異族流入開始。  元朝廷の勢力が異族との交戦を開始、しばしば水際での戦闘が行われる。  西国との貿易開始。  未草の成長が再開、3074に長子、翌3075に長女誕生。 ↓ ●HC3092: ■深翠のエルファリア(TN-03) ↓ ●HC3099:  第弐大竜封印決壊。(エルファリア地方)  同年討滅?? ↓ ■悠久のレインティア  第五大竜封印決壊。 ■天球のオフェーリア  第六大竜封印決壊。  TN03の後継作??(大竜封印が同じなため) ↓ ●HC3200頃:大海壁の時代 ■マシーナの輝石  3000年以上をかけて、産業革命の手前辺りまで文明を復帰させている。 ↓ ●HC3205頃:冒険の時代 ■マシーナ外伝 〜ウロボロスの虚(ユメ)〜  機剣三柱の覚醒。 ↓ ●HC3225頃:  サリィ、フィルの息子(当時19?)の捜索開始。  多次元存在として、あらゆる時間軸・場所に偏在するきっかけを生む。  同年末、サリィ人間化。  なお、このフィルの息子とは、ユニアとの間の子。  イリスとの間には娘が二人(ダーシェンカと???) ↓ ●HC3221頃:救世主の誕生  フィルの息子とサリィの第一子(娘)誕生。  同時期、ティエラ(ネイ)目覚め、大破壊の跡から一人の赤子を救出し、育て始める。 ↓ ●HC3240頃:揺り篭からの脱却  サリィの娘、大海壁の外へと秘石を求めて旅立つ。 (彼女は空を飛ぶことが好きな性格にする) ■機械仕掛けのイヴ2  アダムとイヴの邂逅。  ティエラ、役目を終え雅也の元へ。(ルートによってはもう少し後になる?) ↓ ●HC3245頃:天望の時代  ビヴロスト建造開始。 ↓ ●HC3250頃:復古の時代  『ビヴロスト』に搭乗して、月からの帰還民到着。  魔石やら何やらの文化を用いて、人類が復古。  この時、亜人との混血やら抗争やら隔離やら、色々あった……はず。  ビヴロストは機能停止。機剣三柱が消失したため。(恐らく次元神剣ミッドガルドに統合された)  ただし、内部のテクノロジーなどは、理解可能な部分については継承されてゆく……けど、あっという間に分かんなくなりそう。  第七大竜封印決壊、混乱に拍車をかける。  イシュタリア大陸の封印解除。ドラゴンレイスらの協力が始まる。 ↓ ●MC0000(Machina Chronicle)  帰還民と現地民の紛争が終結。  新暦制定。 ■機神大戦エランシア  そして歴史は続いてゆく……。 _________________________ _________________________ ※MCにおいて、プレイヤーサイドに基本的に解放されない能力は、以下の三種。  これは『神の力』であり、劣化物は使えても、完全なものは使えない。 ・時間制御  自分を取り巻く時間を制御する能力。  転じれば、自分以外の一切の他者の時間は制御できない。  つまり、時間を止めることは可能だが、周囲の空気分子やら何やらには影響を及ぼせないため、自分もその場から一歩も動くことは出来ない。 (なお、この場合の『自分』とは、自分自身で無意識に定義した『自分という空間全て』であるので、身に付けている物程度なら一緒に時間を渡れる)  でも、回りの時間の流れを超スローにすることで、一瞬を引き伸ばした判断を行ったりするのは可能。  戦いが起こる前に自分を戻し、戦いそのものを回避したりは出来る。  自分は過去と未来に移動できるが、他人は移動させられない。  そして空間移動も出来ないので、その場で時間内を移動するのみ。  また、その時間軸に存在できるのは『今の自分だけ』という存在矛盾を常に抱えている。過去の自分にも、未来の自分にも会うことは出来ない。  例えば、自分が赤ん坊だった頃の時代に移動した時、赤ん坊は『現在の自分』に上書きされて消えているはず。だが、『現在の自分』は消失しない。  この存在矛盾は、能力の使用者そのものも理解できないし制御出来ない。 (言い方を変えれば、この能力を取得した瞬間、その能力者は既存世界の枠組みから外れ、存在そのものが一個に集束してしまっている、とも考えられる)  この力を持つ者は、次元神剣ミッドガルドのみ。 ・空間制御  空間を操る能力。ワープ系能力。  転じて、空間圧縮による重力操作を得意とする。 (あるA点に空間を圧縮することで、B点にかかる重力を見かけ上変異させられる)  直接的な破壊には本来向かない能力だが、三種の中では最も攻撃性が高い。  使用者はアマテラスと天帝。  天帝がこの能力を使える理由については不明。  アマテラスから何らかの譲渡があったと考えるのが妥当だが……?  なお、空間制御能力で変異させられた空間は、世界の復元力でほぼ完全に復元する。  そのため、空間切断で何かを斬る、空間破壊で何かを破壊する、などの行為は不可能。(この面倒臭さが破壊に向かないという論拠) ・事象変異  ハヤトロギア。望んだ可能性を自在に取得する力。  確率を自在に操る能力。ただし、基本的に他者の可能性を操作することは出来ない。(だから、相手がいきなり死ぬ可能性などは生み出せない)  ティエラと九音が使用するが、二人のそれは根本的に若干意味合いが違う。  ティエラのそれは無数の可能性の中から1つを選び出す力。長じた時には、世界がその可能性を作り出し、ティエラに差し出す力となる。(メルキーのハヤトロギアはこれだと思う。名称は未設定)  九音のそれは、無数の可能性を潰して、望んだ1つ以外を喪わせる力。(これがイシュ・ボセテ)  九音の力は世界から多様性を奪ってしまうため、何らかの反動が生じるはず。彼女が本来必要でない『身体』をまとうことになったのは、ティエラとアマテラスを救うために解放したイシュ・ボセテのせいかもしれない。  また、秘石が世界に溶けた後においては、全ての意思あるものは限定的にこの力を持つ。  何処かに到達しようとする力として。  そして、これら三種の神の力を同時に併せ持ち、更に世界に干渉する意志を持つミッドガルドは、MC世界において完全規格外のワールドブレイカー、ジョーカーとしての性質を持つ。  正に、『万象之理』をその身に宿す剣なのだ。 _________________________ _________________________ ●メモ  秘石世界(=九尾世界)において、秘石に絡んだ存在をメモしておく。 ▲秘石世界システム  天使体の攻撃によって荒廃しきった地球の環境を、生物が生息可能な状態に修復・維持するシステムのこと。  地軸が狂い、磁場や地殻対流の動きも異常をきたしている地球は、現状では生物が住める環境ではない。  だが、実際に生物は暮らしている。それを可能にしているのが、地球の体積の数%という高濃度で散布され、あらゆるものと融合した秘石である。  秘石は生物の『生きようとする意志』を受けて、地球全体を調整するシステムとして機能している。  現在の地球に存在する全生物は、多少なりとも秘石を体内に摂取しており、それらが超常の能力を産む下地となっている。 ▲竜(龍)  世界再生計画において、最上位管理ユニットとして設置された半機半生の超生物。  秘石の力をほぼ100%使いこなし、秘石世界システムへの干渉も行う絶対存在。神すら討ち倒すルールブレイカー。  本来であれば人前に出ることもなく、世界再生が終わった後に自己分解するはずであったが、長い再生期間の間にシステムが異常をきたし(本来であれば起こりえない事態であるのだが……)、人類の仇敵となる。これを仮に『狂竜(龍)=きょうりゅう』と呼称する。  コピーも含め、世界中に相当数存在しているが、劣化物も多い。(そのためか、秘石干渉力や世界システムへの介入能力も完全時の1割程度に落ち込んでいる)  また、システムを自己修復し、正常な自意識を取り戻している個体もいる。  また、何らかの存在が造り上げた、対狂竜システムたる『白輝竜』も存在する。これはウィルスに対するワクチンシステムのようなものだが、現状を見る限りは事態を打開するほどの効果は発揮していない。 ▲武人(仙人)  世界に融合している秘石を、特殊な修練や呼吸法によって体内に取り込むことで『秘石』の含有率が一定値を超えた人間のこと。  世界システムに介入したりする術理には長けていないが、意志の力によって様々な超常能力を振るい、代謝や寿命すら意志の力によって操ることが出来る。  より実際的な力を持つと言える。(武人は肉体能力、仙人は魔法的能力が高い)  非常に強力な存在であるが、力が増すほどに自身の制御が難しくなるという弱点も持つ。そのため、人間以外の姿を取ることは難しいし、肉体変化などは自己崩壊の危険を伴う。  自身の制御が出来なくなった瞬間、身体は崩壊してしまう。 ▲亜神  死ぬ前に自分の『在り様』を世界システムに転写することで発生する。  なろうと思ってなるものではなく、周囲の想いや本人の強烈な思い込みで半ば自然発生するもの。  基本的に肉体を持たず、世界システム上で幽霊のように振舞う。  肉体的な能力は武神ほどは高くないが、世界システムをハッキングすることによって様々な自然的変化を起こす。(雷を落としたり、雨を降らせたり。また、物質を変形させるような能力も亜神の専売特許)  また、亜神は『他人の想い』によっても成るので、人間以外でも亜神になれるのが大きな特徴。  基本的に肉体を持たないのと、システムに対する干渉力の高さから、物質の形態を変化させるような能力に優れる。(変身や、武器を生み出すような能力を持てる) ▲魔獣(幻獣、妖精などを含む)  地球上に存在していた生物が、秘石の効力で変異したもの。  狂竜(龍)によって生み出されたものもおり、その中には自然交配や進化によって生態系に組み込まれてしまったものも多い。  秘石世界では、『進化しよう』とする流れを秘石が加速させるため、進化の速度が通常よりも速い。 ▲精霊・幽霊  世界システムに組み込まれた各種ユーティリティ、もしくはゴーストデータ。  実体は無いが、世界システムに干渉してシステムの維持や修復を行う。  本来であれば人格などは備えないが、対人インターフェースが存在するため、ある程度の意思の疎通が可能。 ▲想力(武技・魔法)  生物、特に人間の体内に微量に存在する『秘石』の力を用いることで、超常の力を行使する能力。  戦士の頑健な肉体、魔法使いの魔力、暗殺者の直感など、その種類は多岐に渡る。  想力が突き詰められると、『武人(仙人)』と同等の存在となる。  武人が用いる肉体技能を【武勁】、仙人の術を【仙勁】と呼ぶ。  これらが人間に伝えられたものを、【武技】と【魔法】と称する。 ※龍国では【武技】や【魔法】の概念が薄い。  これは、天帝による異質なものの封鎖が原因。  だが、特殊な一族などに術理不明の秘伝として口伝されている場合がある。  龍国の武具は、練磨を重ねた結果、魔具に近い性質を備えたものが多いため、武技が使用可能なのだろう。 ▲武勁と武技、仙勁と魔法の差  最大の差異は、勁技は発動体となる武器や魔具を必要としないということ。  武人や仙人は、己が身体だけで超常現象を起こせるのだ。  武技や魔法は、実用的なレベルで使おうとするなら、集束媒体が必要になる。  武技も魔法も根の部分は同じなのだが、武技には瞬間大出力の想力に耐えられ、強度も高い金属(or物質)。  魔法には集束率と緻密な制御を可能とする代わりに、耐久度は劣る金属(or物質)を使用する。  前者は勁鉄(けいてつ)、後者を魔鉄(まてつ)と呼ぶ。  これらの金属は通常金属に特殊な加工を施して性質を『誘導』する必要があり、加工には武技(魔法)の才能を必要とする。 ▲武技と魔法に必要な武具に冠せられる名称  どちらも最高級品は『想神器(ガイスト)』と呼ばれ、現代ではほぼ製作不可能な物となる。 (幾つかの工房に最高機密として製作法が伝えられており、特殊な目的が発生した場合に極少数が製作される)  他のランクについてはそのうち考えるるる〜。 ▲亜人種  大破壊の際、地球に逃げ出した人類のうち、元々秘石式の自律動人形だった者、またはその子孫の者が、地球に高密度散布されていた極小秘石の影響で形質変化を起こして発生した新人類。  基本的には人間と同程度の能力を持つが、遺伝子変異により人類には無い能力を持つ場合もある。 (基本的に荒廃した世界で生きるための『自己調整』の末に生まれたため、毒や病、放射線などに強い)  現段階ではエルフ種、ノーム種が確認されている。 _________________________ _________________________ ■三種の元型(アーキタイプ) ●マシン・アーキタイプ(元型:太母)  アーティファクト・イデア。機械の元型。  愛依。 仕事:見守ること(受動? 母性? 受容? ●チューニング・アーキタイプ(元型:老賢者)  世界の調律者。サリィから要素を抽出された元型サリィ。(後に人間になったサリィと区別するため、便宜的にこの名称を与える)  ミッドガルドと込みで数える。 仕事:障害を排除すること(能動? 父性? 攻撃? ●ドラゴン・アーキタイプ(元型:始源児)  竜の眷属全てに書き込まれたヘッダ。  元型沙輝理。(オリジナル沙輝理でも可)  一番若く、また自己が消失しているので、サリィとは別の意味であらゆる時系列に断片を落とす可能性がある。未完成な子供の形態で、更に何らかの欠落を持つ形質を得ることが多い。 仕事:現状を維持すること(中庸? 子供? 無関心?  これらのアーキタイプは、全て神の力三種を持っていると考えられる。  矛盾を孕みつつ相互に能力を与え合ったというべきか。  いや、正確には、三種の力を備えてしまうと、この次元の世界から上位世界にシフトしてしまって、アーキタイプにならざるを得ない……?  分からん。  まぁ、MC作品内では存在しない『神』の概念の代替物なのかも知れない。 ●大竜封印  地球環境を回復させるために存在する大竜は、環境が回復するまでは外部要因を徹底的に排除する。  そのため、事故によって地上に落ちた人類は大竜にとっては滅ぼすべき存在となる。  人類は生存のために対大竜兵器である想神器を竜骸から作り出して大竜を封印した。  大竜が封印された土地は次元断層に隔絶され、その要の場所には都市が築かれた。 第壱大竜封印:イシュタリア大陸(2010年決壊) 第弐大竜封印:エルファリア地方(3099年決壊) 第参大竜封印:シェフィールド(3037年決壊) 第四大竜封印:武国(1400頃決壊) 第五大竜封印:詳細不明 第六大竜封印:詳細不明(TN03で登場?) 第七大竜封印:詳細不明(3250年決壊) 第八大竜封印:龍国地方(3070年決壊) 第九大竜:隠されていた大竜、リヴァイアサン。 ●想神器の勇者  想神器を歴史上初めて作成、大竜封印を行った八人の人物。ガイスターとも呼ばれる。  想神器のオリジナルはミッドガルドと思われる。  HC550年頃に存在した。  オリジナルの想神器を、特に喪神器(ガイスト)とするか?? @沙輝理(第壱白輝竜) 短剣型想神器:体術使い A不明 槍型想神器 B不明 大剣型想神器 Cフィーア(風愛) 杖型想神器:重力使い D不明 弓型想神器 E不明 鉄槌型想神器 Fネイル 斬布型想神器:斬布使い 亜人 G??? 剣型想神器:???(サリィ) _________________________ _________________________ ■懸念材料  想力世界における科学技術の存在をどうするか。  魔法と科学の共存に対しての、ある程度説得力のある落とし所を模索しなければならない。  引き金引けば玉が飛ぶ銃に、魔法はどう対応するのか。